ANA国内線【PR】


カテゴリ:日々のこと
  • 入道雲
    [ 2011-08-07 22:25 ]
  • 『ケアに学ぶ臨床社会学』出版
    [ 2010-07-30 15:50 ]
  • クッツェー『マイケル・K』
    [ 2010-05-07 13:28 ]
  • 「看護に学ぶ臨床社会学」の草稿
    [ 2009-07-14 20:22 ]
  • 萩尾望都『バルバラ異界』
    [ 2009-07-04 02:30 ]
  • 研究会での発表
    [ 2009-01-24 21:23 ]
  • 地下生活者の読書
    [ 2009-01-07 22:43 ]
  • ミュンヘンバレー団のサイト
    [ 2008-12-24 13:59 ]
  • コロッケバーガーと大和源氏
    [ 2008-12-23 14:43 ]
  • バロック音楽を聴きながら
    [ 2008-11-24 15:14 ]
入道雲
by takumi1956 | 2011-08-07 22:25 | 日々のこと | Comments(2)
『ケアに学ぶ臨床社会学』出版
ようやく、拙著『ケアに学ぶ臨床社会学』(旧題『看護に学ぶ臨床社会学』)が出版された。手元に届いた本を見ると、白地に黒の題名で、あんがいどぎつい。表紙のジョットの『哀悼』の絵もちょっと位置が下過ぎた。はたしてこんなんで売れるのだろうか。ちょっと心配。それでも、物語論と理解社会学の最前線を書いたつもりなので、それで満足としようと思う。次はもうすこし美的な本を書きたいものだ。
by takumi1956 | 2010-07-30 15:50 | 日々のこと | Comments(0)
クッツェー『マイケル・K』
この連休中、ぽつぽつと、BookOffで買ったJ.M.クッツェーの『マイケル・K』を読んでいた。

口唇裂のマイケル・Kが病身の母を手押し車に乗せてケープタウンから農園へと向かう。途中の病院で母は死にその遺灰を農園の埋めようとKは農園をめざす。国は内戦状態にあり、Kは難民たちが収容されるキャンプにいれられるがそこを抜け出て農園にいき、庭師のKは作物を植える。しかしテロリストの一味とかんちがいされ、また収容される。しかしそこでまた脱走して、ケープタウンにもどる。
といったあらすじ。南アの過酷な現実がびしびしと伝わって、なんともしんどい話なのだけど、不思議と止められない、語り口の小説だった。農地にカボチャの種を植え、作物を作ろうとするKが、自分は庭師だ、と自らに言い聞かせる姿勢が感動的でさえある。
以前クッツェーの『恥辱』を読んだ。アマゾンのデータによるとこんな内容。
「52歳の大学教授デヴィッド・ラウリーは、2度の離婚を経験後、娼婦や手近な女性で自分の欲望をうまく処理してきた。だが、軽い気持ちから関係を持った女生徒に告発されると、人生は暗転する。大学は辞任に追い込まれ、同僚や学生からは容赦ない批判を受ける。デヴィッドは娘の住む片田舎の農園へと転がりこむが、そこにさえ新たな審判が待ち受けていた」
ちょうど52歳の時に読んだと記憶している。
前回といい、今回といい、なんともハードな読書をさせられた。
by takumi1956 | 2010-05-07 13:28 | 日々のこと | Comments(0)
「看護に学ぶ臨床社会学」の草稿
よくやく、「看護に学ぶ臨床社会学 理解社会学の再生を求めて」の草稿を書き終えることができた。(草稿は私のもう一つのブログに掲載 http://shakaigaku.exblog.jp/)
2年前に書きためていたものを補いつなぎ合わせたもので、文体もまとまりがないけど、まあひとまずたたき台だけはつくっておけば後は直すだけだし、「理解社会学」を物語論によって再生させようとという試みは一応書くことができたと思う。400字詰めで210枚ほど。ちょっと短いかな。
とりあえず、この仕事はいったん小休止して、8月からのドイツでのフェイルム・スタディの勉強に移ろうと思う。
今日はテストだったのだが、昨年フィルム・スタディの講義を聴いた学生もいて、「今年の講義もおもしろかったけど、私はフィルム・スタディの講義の方がもっと好きでした」と書かれてしまった。後期の講義でゾラを扱う予定だったけど、もう一度フィルム・スタディの講義をやって、オリジナルなものをまとめた方がいいのかもしれない。シラバスというのは場合によっては9ヶ月以上も前に書くので、その後の研究の進捗がほんとうに反映しづらい。最近は一般教養の講義も内容のしばりまでがあって(医療・環境で講義しろとのこと!?)、ほんとうにやりづらい。だけどちょっと交渉してみようかな。
さあて、映画だ、ドイツだ!
by takumi1956 | 2009-07-14 20:22 | 日々のこと | Comments(3)
萩尾望都『バルバラ異界』
岐阜駅ビルの中に入っている市立図書館で萩尾望都の『バルバラ異界』全4巻を見つけたので借りてきて再読する。
このマンガは京都の大垣書店で買って一度読んでいるのだけど、今は手元にないので借りた。
最後がすごくはしょっているというか、凝縮されているので、前回読んだときはちょっと理解が足りなかったけど、今回はだいぶ飲み込めてきた。少女が夢をみることで世界を支えるというテーマで萩尾望都はすでに別の作品を書いているので、この作品ではすばやく話を進めてしまっているのだろう。ともあれ、萩尾ワールドを堪能した。前回読んだ時も私は、マリエンバード(若返った十条菜々実)が気に入った。きっと昔つきあっていた人に似ているからだろう。息子から自分を捨てたと思われる父親の話は身につまされてつらい。
夢見る力が未来を変えうるのだということ。バラの花びらに埋もれながら眠る少女のイメージのすばらしさ。4巻などではなくてもっともっと長くこのお話のなかに浸っていたかったという気持ちになった。
と、これを書いてぱらぱらと読み直しているうちに、夢の中に入り込んで結果未来の世界に行くというのは、『ラ・ジェッタ』と同じ構造だなと気づく。それにしてもさまざまな話が重層しながら隙間なくくみあわされた大理石の建物のような完璧な作品だ。
by takumi1956 | 2009-07-04 02:30 | 日々のこと | Comments(1)
研究会での発表
研究会で、「カント・ドストエフスキー・バフチン」という発表をする。
カントについてもバフチンについても調べが足りなくて満足のいく物ではない。2週間後に同じ内容でナラティヴ研究会ですることになっているのだか、足りないところをさらに勉強しなおさなくてはいけない。ドストエフスキーが最後まで努力に努力を重ねて成長しつづけていったのに、比べようもないほどの小さな存在とはいえ、私たちはなんと怠惰ですぐにふんぞりおさまりかえっていることか。豊かさなんかいらない(身にまとう必要なんかない)、生み出すものが豊かであればいいのだ。ドストエフスキーはそういう勇気を与えてくれた。
by takumi1956 | 2009-01-24 21:23 | 日々のこと | Comments(0)
地下生活者の読書
この数ヶ月、アパートのこもって、研究会の発表のために、ドストエフスキー全集を読んでいる。カラマーゾフの兄弟までたどり着いたとき、何か明かりがが見えてくるのではないかと、その希望だけを頼りに、このつらい作業をしている。
『貧しき人びと』、にでてきた、窓辺のカーテンがつよく印象に残っている。思いを寄せる年若き娘の窓にみえるすこし開けられたカーテン。それは、孤独な初老の男の、自己との対話の無間地獄の向こうにほのかに見える救い明かりのようなものだったにちがいない。
地主のもとへと去ったヒロインへの男の哀切きわまりない呼びかけは、私自身の声のように響いている。
by takumi1956 | 2009-01-07 22:43 | 日々のこと | Comments(0)
ミュンヘンバレー団のサイト
パリで9月にみたバレーで印象的だったLucia Lacarraについてネットで調べていたら、
バイエルン州立バレー団(ミュンヘンバレー団)のサイトにぶつかった。
http://www.bayerische.staatsoper.de/1044--~kosmosoper~video~search_video_ballett.html
高画質のビデオでバレー公演のさわりと解説と踊り手や制作者のコメントを放送している。
いまバレー・リュス100年をみている。
いやこれはいい。こんなの見ていたら誰もが劇場に行きたくなってくるにちがいない。
私もミュンヘンに住んでLucia Lacarra見に行きたいよ。


追記
YoutubeでLuciaLacarra検索したらこんなのもありました。
http://jp.youtube.com/watch?v=BGGnmCObCYQ
もう最高!情感あふれる表現力が胸に迫る。
by takumi1956 | 2008-12-24 13:59 | 日々のこと | Comments(0)
コロッケバーガーと大和源氏
穏やかな日。世間では祭日らしい。
フランス・ムジークから流れてくるグールドのゴールド・ベルク変奏曲をかけっぱなしにして、コロッケバーガーを近くのドムドムバーガー(いかにもまずそうな名前)に買いに行く。できあがるまで5分と言われたので、同じビルの書店にいったら、大和和紀の完全版『源氏物語』が売っていて、思わず衝動買い。全巻買ったら15000円を超えた。その足でコロッケバーガーを受け取りに。180円。

うーん、エンゲル係数という言葉はあるけど、書籍代の生活費あるいは収入に対する割合の係数というのないのだろうか。よし、ここで収入に対する書籍代の割合を百分率にしたものを、「グーテンベルグ係数」と命名することにしよう。
(ちなみに漫画はもちろん、書籍です。それが証拠に文章を読むのと同じように、日本では右から読んでいくのにたいして、西洋では左から読んでいきます)。
大学院浪人時代の収入が月12万、うち本代が2~3万だったから、グーテンベルグ係数は20前後。最近はどうなのかな。あまり変わらないような気がする。すくなくとも10は超えている。
帰ってきても、グールドのゴールド・ベルク変奏曲はまだ終わっていなくて、一番好きな部分が流れていた。ボリュームをあげると彼の鼻歌が聞こえてきた。グールドの母親は歌いながらピアノを弾く人だったそうだ。母が教えてくれた歌のようにこの曲を白鳥の歌として彼は至福に満ちた気持ちで弾いていたのだろうか。
by takumi1956 | 2008-12-23 14:43 | 日々のこと | Comments(0)
バロック音楽を聴きながら
鈴木晶さんのブログで紹介されていた、ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX(50CD)がアマゾンから届いた。50枚のCDで6000円ちょっと。でも解説が英語なので、ネットで調べてHMVのサイトにあった解説をプリントアウトした。http://www.hmv.co.jp/product/detail/2700394
おやこちらは6000円よりさらに安い。しまったかな。
でもどちらにしても一枚120円くらい。NHKFMの「朝のバロック」のファンで以前からバロックのCDをまとめて買いたいと思っていた私にはとてもありがたい。
さっそくスラルラッティのソナトをデイヴィッド・ダニエルズという人のカウンター・テナーで聴く。
もう少し広い部屋で窓から緑を見ながら聴いてみたい。
いままで住んだところでは国立のアパートが一番似合っていたかな。

京都のアパート探しにも疲れて、結局、京都は退去しようかと考えている。
でも今の名古屋のアパートもそんなに長くはいないだろうと思う。
またどこか眺めのよいところに引っ越そう。どうせどこに引っ越してももう「私のおうち」という気はしないのだから。
by takumi1956 | 2008-11-24 15:14 | 日々のこと | Comments(0)




鴨川左岸にて
by takumi1956
ファン
XML | ATOM

skin by excite