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カテゴリ:パリ
  • バルタールのパビリオン
    [ 2010-09-22 02:06 ]
  • 『エフゲニー・オネーギン』
    [ 2010-09-21 07:11 ]
  • 21世紀のエトワールたち
    [ 2010-09-20 03:58 ]
  • 『さまよえるオランダ人』
    [ 2010-09-15 06:12 ]
  • サン・マルタン運河
    [ 2010-09-02 21:11 ]
  • 秋もよう
    [ 2010-08-30 17:01 ]
  • パーシー地区
    [ 2010-08-29 17:26 ]
  • Le Jour à Siracusa
    [ 2010-08-24 03:54 ]
  • この猫を追え!
    [ 2010-08-23 05:25 ]
  • 暑い!
    [ 2010-08-21 05:11 ]
バルタールのパビリオン
パリは今日も快晴ですこし汗ばむような天気。
フランス語の学校の後、RERでノジャン=シュル=マルヌに行く。
ここにはかつてレ・アールにあった中央市場の10棟パビリオンの1つが移築されている。
駅からさほど遠くないビクトール・ユーゴー通りの先にあった。バルタールの設計したこの鉄とガラスの建物の建物は、エミール・ゾラの『パリの胃袋』で描いた建物だ。作品のはじめに、ギアナ島から逃亡して帰ってきた主人公フロランが疲労困憊して荷馬車に乗せられながら、このパビリオンに当たるまぶしい朝日を仰ぎ見る、印象的なシーンがある。たしかに西日をうけて、ガラス面が輝いていた。ゾラはこの近代の建物に印象派のまなざしをもって、あたらしい、近代の美学と詩学を見いだそうとしていたのだなと思った。
by takumi1956 | 2010-09-22 02:06 | パリ | Comments(0)
『エフゲニー・オネーギン』
パリのオペラ座(バスチーユ)でチャイコフスキーのオペラ『エフゲニー・オネーギン』を観てきた。
イタリアオペラのような激情にはとぼしいけど、チャイコフスキーの旋律がもの悲しく美しい。
実際の主役Tatianaを演じたOlga Guryakova は完璧だったのでは。
とくに眠れずにオネーギンに手紙を書く場面の歌唱はすばらしかった。
オネーギンの親友でありながら決闘するLenskiの死を予感しつつ歌うアリアをJoseph Kaiserがすばらしいテノールで歌い、喝采を浴びていた。
他の歌手もすばらしくて、見事な作品だった。
ティチアナもレンスキーもオネーギンも報われることのない手紙を書くというこのオペラの演出でおもしろかった。とても満足した公演だった。

今回2つのオペラを観てみて、オペラの公演というのは、よく言われることではあるが、やはり一つの祝祭なのだなあと感じた。
by takumi1956 | 2010-09-21 07:11 | パリ | Comments(0)
21世紀のエトワールたち
シャンゼリゼ劇場で、「21世紀のエトワールたち」というバレイ・ガラを観てきた。
どの演者もみごとだったが、2年前の同公演には及ばなかった。あのときは演技が終わるたびに嵐のような拍手で次の演者に移れるかと心配したほどだった。
今回もアメリカ・バレイ・シアターのダニイル・シムキンと、ミュンヘン・バレイ団のルシア・ラルッカが満場の喝采をうけていた。シムキン君はあいかわらずのとてつもない旋回で観客の度肝を抜き、サムエル・バーバーの「弦楽のためのアダージョ」で踊ったラルッカはすばらしい情感あふれる演技で魅了した。
ネット申し込みが最初はうまくいかず、ヨーヨーマを聞き損なったけど、この劇場は出演者の選びもよく、手頃な料金だし、建物も小降りだがアールヌーボーでシックでなかなかいいなと思う。「春の祭典」の初演もここというのもいい。またパリに来たら見に来てみたいと思った。
by takumi1956 | 2010-09-20 03:58 | パリ | Comments(0)
『さまよえるオランダ人』
パリのバスチーユのオペラ座でワーグナーの『さまよえるオランダ人』を観てきた。
前半はなんだかかったるい気がしていたのだっが、後半になって音楽の圧倒的な力を見せつけられた。
三幕で上演されることもあるようだが、今回はワーグナーの最初の構想通り、1幕。
舞台装置がおもしろくて、全体が大きな部屋になっていて、中央やや右手に巨大なドア。ドアを開けると荒海が見える。中央やや左手奥に巨大な海の絵が掛かっている。
ヒロインは常にオランダ人船長の肖像がをもって眺めている。まるでipadをもっているみたいに。
二つの暗い夢が交差する。ひとつは、さまよえるオランダ人船長の夢。真実の愛と帰るべき家を持たない船長は死んでも昇天できず海をさまよっている。
ヒロインは絵の中の男と結ばれることを夢見ている。
船長がヒロインと幼なじみとの語らいをみて、「失われた、さらば」と海にでていくと、ヒロインは海に身を投げることになっているのだが、この演出ではナイフで自殺する。遺体が放置された部屋で女中が、ヒロインいつも持っていた絵を抱えながら、巨大な海の絵を見るというシーンで終わる。
いわば強大なバーチャルリアリティの中に魅入られた人間の死を意味しているかのような結末になっている。
それにしてワーグナーの音楽の力は圧倒的で、最初はかったるいと思っていたのに、最後はものすごく盛り上がって引きつけられてしまった。
字幕でしばしば出てきて気になって調べた単語。salut救済。fidélité貞節。

「人は私をさまよえるオランダ人と呼ぶ」
Den fligenden Holländer nennt man mich.
On m'appelle le Holandais volant !

by takumi1956 | 2010-09-15 06:12 | パリ | Comments(0)
サン・マルタン運河
映画『アメリ』に出てきた、サン・マルタン運河に行ってみた。
閘門式の運河で、観覧船が水位が下がるののんびりと水門と水門の間で待っていた。

北ホテル、という映画にでてきたホテルもあった。
そこのカフェでエスプレッソ2ユーロを飲む。味は悪くなく、主人の態度もスマートだった。
となりでおしゃれ系のフランス娘が二人ずっと座っていた。

バイリンガル版の本に、トニオ・クレーゲルとベニスに死す、を見つけたので、そのために
オペラ座ちかくのジュンク堂で、高橋義孝訳の『トニオ・クレーゲル』をわざわざ買って読む。
見事な訳のおかげだろうか、2ページ読んだところで、なにか音楽を感じた。
短編集『トリスタン』におさめられただけあって、
この作品はきわめて音楽的につくられていような気がした。
(音楽への言及が多い少ないという意味ではなく、構成・語りが音楽的だということ)。

パリでドイツ文学を読むというのも奇妙かもしれないけど、
それなりにいい経験のような気がする。

今週のパリはずっと快晴で気持ちよい日がつづく。
つい、出かけてしまって、自転車をこいだりしている。
写真も以前の滞在であらかた撮ってしまって興味があまりないのであしからず。
by takumi1956 | 2010-09-02 21:11 | パリ | Comments(0)
秋もよう
30度近い日も去り、最高気温が20度前後の秋もようの日がつづいている。
私の部屋が屋根裏部屋なのでずいぶん暑さを感じていたが、同じ日本館に来た人たちはずいぶん涼しいとすでに言っていた。

イタリア広場。

持ってきた薄手のコートを上着をなしで羽織るのにちょうどいい天気。
あさってから9月となり引き締まった気分になれそうだ。

日本館の中の藤田嗣司。
by takumi1956 | 2010-08-30 17:01 | パリ | Comments(0)
パーシー地区
ゾラの小説『愛の1ページ』の舞台になった16区のパーシー地区に行ってきた。
さすがここは高級住宅地。
しかし、ヒロインに金をせびる老婆が住んでいるという設定の路地rue des eauxは暗く急な階段になっていて日もささない。

すぐ近くにバルザックの家がある。たぶんゾラはバルザックへの尊敬をこめてここを舞台にしたのだろう。

小説の中の描写のように館からはパリの都心が一望できた。
ちょうとバルザック館では『ざくろ館』という短編を日本人がアニメ化したものが上映されていた。
by takumi1956 | 2010-08-29 17:26 | パリ | Comments(0)
Le Jour à Siracusa
Nous allons en Italie demain,
a dit la femme vivant dans la pièce à côté.
Où en Italie ? J'ai demandé et elle a répondu,
Rome, Venise et Sicile.
Où à Sicile ? Siracusa. Oh, Siracusa!
Subitement, est revenue la mémoire du jour d'été.
Cette lumière du soleil, brise marine et ta sourire.
Nous nous sommes assis sur la terrasse donne sur la mer intérieure.
Le jour en été avec toi est le plus brillant dans ma vie.
by takumi1956 | 2010-08-24 03:54 | パリ | Comments(1)
この猫を追え!
相変わらず、パリはあつい。
あついので本当は外出したないのですけど、
食事ができないので町中までいくことに。
ポンピドーセンターのブックショップにいったら、
フラ語入門(白水社)の清岡せんせいによく似た、
ハリネズミみたいな頭の人をみかけた。
声を聞いたら、コーラ焼けしたような例の声。
あ、やっぱり、そうだと思ったが、もちろん声はかけなかった。
きっとNHKの放送の録音も終わって、のんびりと夏休みで来ているのだろう。
本屋で、SUVONS CE CHAT! という絵本みたいな本を見つけた。
表紙が町の絵地図の真ん中にハチ割れの黒猫の顔。

かわいいので思わず手に取ったら、
「ノラネコの研究」という本のフランス語訳だった。
「この猫を追え!」(で訳あってるんだろうか)の方がずっといい題。
楽しそうな本なので購入。今夜はこれからこの本でも読んで寝ることにする。
by takumi1956 | 2010-08-23 05:25 | パリ | Comments(0)
暑い!
パリ到着。
暑い、連日30度近い暑さ。
なんでも急に暑さが戻ったとのこと。
借りた日本館の部屋は屋根裏部屋で熱がこもって夜も暑い。
寝苦しさに疲れが取れない。
学食も始まっていないので週末は街にでることに。
すでに2回中華街で食事し、2回レアールにでかけた。
レアールの中の下着ショップのショーウンドウでは下着姿の黒人がいた。
ウインドウのなかでマヌカンをするのだろうか。北京でみたことがあるけど。

レアールの近くのサン・テュスタンシュ教会。
前回は修復中だったが、今回見てみるとなかなか見事なゴチックの教会だった。

by takumi1956 | 2010-08-21 05:11 | パリ | Comments(0)




鴨川左岸にて
by takumi1956
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